水虫対策

プロポリスで水虫対策を万全に

プロポリスは西洋蜜蜂が巣をつくるときに出す物質で、花粉と植物、樹液が蜂の分泌物と混じったものです。
この物質は強い抗菌作用を持っていて、本来は女王蜂や幼虫を細菌から守る役目がありますが、それが水虫菌にも効果があることが分かりました。

プロポリスが水虫退治に効果があると言っても飲むわけではなく、一番効果が得られるのは軟膏の状態にして患部に塗ることです。
ワセリンと液体のプロポリスを混ぜ合わせれば軟膏が作れますから、それを痒い水虫の患部に塗るだけです。
つまり基本的には内服薬としてではなく外用薬として使いますが、場合によっては飲んでも効果があるようです。
ちなみに最近は、プロポリスを含む石鹸も市販されているようです。

プロポリスには抗生物質と同じ働きがある成分が含まれていますから、いわば天然の抗菌・抗生物質なのです。
ただし良いことばかりではなく、体質によってはアレルギー反応を引き起こします。
したがって軟膏を水虫の患部に塗る前には必ずパッチテストが必要になります。
パッチテストでかぶれや痒みがでたら使用することは諦めましょう。
しかし大概の場合アレルギー症状は出ないとされていますから、安心して使用できるでしょう。

ちなみに水虫菌は24時間以上菌が残っていると発症しますから、水虫にならないようにするには常に足をきれいにしておくことが大切です。
これは水虫に罹ってからも同じで、軟膏を使いながら、足を清潔に保たなければなりません。
この軟膏が効くからと言っても足を清潔にしないといつまで経っても水虫は完治しないでしょう。
水虫対策には足を常に清潔にしておくことが第一なのです。
軟膏を塗る前には、まずは水虫の部分を含めて足をきれいに洗うことが必要です。

水虫の治療に抗菌作用があるプロポリスが効果的とされていますが、プロポリス軟膏を水虫の患部に塗る際には、そこを清潔にしないと効果が半減してしまいます。
常に清潔に心がけることは、そのこと自体も水虫退治に効果的です。